新潟県魚沼市にある関越自動車道の「小出IC(インターチェンジ)」が、2024年11月1日から「魚沼IC(インターチェンジ)」に変わります。
魚沼市が発表したもので、市制施行20周年を記念して、市民にも分かりやすく、そして魚沼産コシヒカリなど地域の名産品で知られる「魚沼」のブランド力を活かして、市の経済活性化につなげたいとしています。
この変更に向けて、県や市観光協会、NEXCO東日本などと連携し、昨年5月から検討を進めてきました。11月1日からは、高速道路の案内表示などもすべて新しい名称に切り替わる予定です。
関越自動車道「小出IC」が「魚沼IC」に変わることで、かかる費用は約3億円とされていますが、民間の調査会社によると、この名称変更による経済効果は約16億円に達すると予測されています。
なぜ、ICの名称変更だけでこれほどの経済効果が期待できるのでしょうか、それは「魚沼」というブランド力の高さにあります。魚沼産コシヒカリをはじめとする地域産品は、全国的に高い評価を受けており、「魚沼」という名前を聞くだけで、高品質で美味しいイメージを持つ人が多いです。ICの名称が「魚沼」に変わることで、より多くの人が魚沼市を訪れようと考え、結果的に地域全体の経済が活性化すると期待されています。
参考元:NEXCO東日本
(https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/niigata/2024/0801/00013995.html)